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■余弦定理の2次方程式

《解説》

 2辺a, bの長さと角Aの大きさが与えられているとき,△ABCの他の要素を求める問題は,
により,正弦定理を用いて角Bを求めるのが第一手と考えるのが基本です.
.


 しかし,ここでは,2辺a, bの長さと角Aの大きさから辺cの長さを求める他の方法を紹介します.
a, b, Aが与えられているとき,
余弦定理 a2=b2+c2−2bccosA
を辺cについての2次方程式と見てcを求めることができます.
⇒ c2−(2b cos A)c+(b2−a2)=0
【例】
のとき辺cの長さを求めなさい.
(答案) 
 角Aを用いた余弦定理から2次方程式を作ると,
a2=b2+c2−2bc cosA


解の公式から・・・(答)
※2次方程式の解は,通常2個あります.
2つとも三角形の辺の長さを表しているか,1つだけが答となるかは,三角形ができるかどうかで判断します.
 もし,2次方程式の解がとなった場合には,
だけが答です.では三角形はできないからです.)

《問題》
 △ABCにおいて次の問に答えなさい.(暗算では無理ですので別途計算用紙を使ってください)
(各々右の選択肢をクリック)

a=7, b=5, A=60°
のとき辺cの長さを求めなさい.
2345

678



または

または

または



上記以外


a=7, b=5, A=120°
のとき辺cの長さを求めなさい.
2345

678



または

または

または



上記以外



のとき辺bの長さを求めなさい.
2345

678



または

または

または



上記以外



のとき辺bの長さを求めなさい.
2345

678



または

または

または



上記以外



のとき辺aの長さを求めなさい.
2345

678



または

または

または



上記以外